4月24日(日)前日までの冷たい雨あがりの朝、P&Sミュウジアム開館20年記念スプリングフェスティバルが、400人のファンの皆さまにおいでいただき盛大に開催されました。
開館20年を記念し、ミュウジアムの開館にご尽力いただいた団体関係者の皆さんによりテープカット式典を行い、来場したファンを交えた記念撮影会を行いました。
ゲスト
元日産自動車車両実験部 中島繁治氏、日産プリンス自販企画部宣伝課総括福崎隆司氏、
S54クラブ前会長竹内温孝氏、当館館長の伊藤修令氏、当館顧問渡邉衡三氏。
Ⅰ.第一部トークショー
「スカイラインと共に歩んだ20年」 ”ミュウジアム開館まで、そして20年の道のり”
・1991年から1996年、ミニカーの収集家でもある荻窪一明氏(SRC元代表)らが横浜などでミニカーの展示イベントなどを開催し、プリンス神奈川の声かけで車のイベントに発展した。
・1996年5月、やまびこ公園のスポーツ広場で開催された「旧車ミーティング&スワップミート」に100台を超える旧車やフリーマーケットを開催される。
・その後、スカイラインの愛好家らの自動車博物館開設の熱望もあり、静岡、山梨など富士山周辺の候補地を抑え、岡谷のこの地にスカイラインミュウジアムが開設されるまでの経過をお話しいただいた。
・R380のレプリカ製作にあたり、桜井眞一郎氏への協力や、オーストラリアのスカイライン(特に54)人気など、S54クラブ前会長竹内温孝氏のユーモアにあふれたお話も聞けました。
Ⅱ.第二部トークショー
「桜井眞一郎氏を偲んで」
没後5年、社葬の映像を放映。(東日本大震災の4日後のため、交通も大変な状況だった。)
桜井さんに関する質問
1.最初の出会いと印象
伊藤氏:新人でタバコを吸って怒られた。
中島氏:雲の上の人、車の不具合を調べるため2人でドライブに出た。
福崎氏:独特のパフォーマンスで厳しかった。特に大卒。
2.少年時代
最初の就職先は清水建設
3.桜井さんに叱られたこと
渡邉氏:入社して間もない頃、レース車の開発をしたいと希望したら、10年早いと言われ、毎日製図の練習をさせられた。
中島氏:大工の頭領が弟子を育てる感覚で育ててもらったことに感謝している。
伊藤氏:人を怒る時にわざと人前で叱っていた。(これもパフォーマンス?)
福崎氏:怒ると叱るは違うと言っていた。
4.桜井さんの失敗談
5.桜井さんのすごいところ
6.思い出
中島氏:車も音楽もその国に合ったものでないとだめだ。感性に訴えることが必要。速さだけではない。と教えられた。
今回、記録をSRCの大木さんにお願いし、乗せたい内容はまだまだありますが、スペースの関係もあり、この内容となりました。
この次のイベントには、ぜひお出かけ頂き、ご自分の耳、目でお楽しみください。
サマーフェスティバルは、8月7日(日)を予定しています。
よろしくお願いいたします。